今年最初のコンサートシリーズは《一月一日》

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 「藤井眞吾 コンサート・シリーズ 2018」最初のコンサートは、《一月一日》のタイトルで、「1」と言う数字に関連した曲を中心にお楽しみ頂きます。
 タイトルの「一月一日」は文部省唱歌に含まれていた曲の題名ですが、このタイトルを聞いても「?」と思われる人でも、メロディーを聞いてみると、「ああ、あれか!」と直ぐに気付く事でしょう。拙著「はじまりの音楽(ギター二重奏の為の)」で、私は初めて編曲しましたが、その後ギター独奏用にも編曲しました。
 また、久しぶりに7弦ギターも使って、バッハの「無伴奏チェロ組曲 第1番 BWV1007」も演奏いたします。私は7弦ギターを通常とはかなり違ったチューニングにしてバッハの作品を編曲・演奏しているのですが、独特の響きはリュートにも似たところがあり、まだお聞きになられた事のない方にはぜひ聴いて頂きたい曲です。
 コンサートのタイトルは《一月一日》ですが、開催は「1月27日(土)」ですので、「な〜んだ、もう終わってしまた演奏会の情報か・・・!」とお間違いになられませんよう。プログラムのの情報は、当ブログで続報いたしますので、続けてチェック頂けるなら幸いです。

 

 

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2017年最後のコンサートです

 快晴です!
 本日は、2017年最後のコンサート。当日券も若干ございます。お問合せは「075-972-2834(マンサーナ)」まで。

 

 

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 私の両親は、私の知る限りでは仏教徒で、キリスト教に関する関心や興味もおそらくなかったのではないかと思うのですが、私が小学生の時には、この時期になると父は柊の鉢を今に持ち込んで、クリスマスツリーに見立てて様々飾りや電飾を施してクリスマスを祝ってくれましたし、母はイヴにはごちそうを作り、そしてちゃんとサンタクロースも来てくれました。おそらくそれは、戦後の日本に大津波のように流れ込んで来たアメリカの文化や習慣の一部に過ぎなかった、そしてそれらを無抵抗に受け入れた多くの日本人の典型なのでしょうが、私にとっては優しく暖かい記憶と想い出です。
 クリスマスの歌もよく歌いました。高校の授業では、カナダ人の英語の先生が今頃になると嬉しそうにラジカセを持って教室にやってきて、パット・ブーンやビング・クロスビー、そしてアンディー・ウィリアムスの歌声とともに一緒に歌ったものでした。
 大学受験の為に浪人生活をしていた仙台でのクリスマスは、雪がしんしんと降り、辺り一面が真っ白に雪に埋もれ、前に進めなくなった車を友人と後ろから押して助けてあげたら、その友人が「良いことをしたから、きっと春の受験は合格するよな!」と笑顔で言ったその後ろには、イルミネーションで飾られた大きなクリスマスツリーが輝いていたことを思い出します。
 クリスマスの歌には沢山の思い出があるのは、私だけではないでしょう。

 

 

(藤井眞吾 2017年12月23日)

 

 

program

 

1.「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第1 番より(J.S. バッハ)
J. S. Bach (1685 - 1750) ; Sarabande - Double & Borea - Double (BWV1002)
- サラバンド & ドゥブル Sarabande & Double
- ブーレ & ドゥブル Tempo di Borea & Double

2. 十二の小品(F. タレガ)
F. Tarrge (1852 - 1909); 12 obras para la guitarra
1. 前奏曲 イ長調 2. 前奏曲 イ短調 3. マズルカ イ短調
4. 練習曲 ロ短調 5. 前奏曲 ホ長調 6. マズルカ ホ短調
7. 前奏曲 イ短調 8. 練習曲 ハ長調 9. マズルカ ハ長調
10. 前奏曲 ト長調 11. 練習曲 ト長調 12. マズルカ ト長調

3. グリーンスリーブス変奏曲(藤井眞吾)
S. Fujii (1954 - ); Variations on Greensleaves
主題 (Greensleaves)
Var.1 Double
Var.2 半音の練習曲
Var.3 和音の練習曲
Var.4 三度の練習曲
Var.5 六度の練習曲
Var.6 素早い指の動き

4. 五つの前奏曲(H.V ロボス)
H.Villa-Lobos (1887 - 1959): 5 Preludes
- 前奏曲 第1 番《叙情のメロディー》
- 前奏曲 第5 番《社交界への讃歌》
- 前奏曲 第3 番《バッハへの讃歌》
- 前奏曲 第4 番《インディオへの讃歌》
- 前奏曲 第2 番《カパドシオ( リオの伊達男) の歌》

5. クリスマスの歌
Canciones de Navidad
- O come, all ye faithfull (Adeste Fideles)
- Ave Maria (by M. C. Tedesco)
- Silent Night きよしこの夜(by F. Gruber / S.Fujii) *
- The First Noel 牧人ひつじを (Gilbert and Sandys Carol ; 1833 / S.Fujii)
- Cancion popular Gallega 聖母の御子 (arr. by M. M. Ponce)
- Villancico de Navidad クリスマスの歌 (by A. Barrios)

 

 

 

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きよしこの夜

silent

 

 

 今月の「プレゼント編曲」はクリスマスに因んで、「きよしこの夜 Silent Night」です。世界中で歌われる有名な曲ですが、この曲の誕生はギターと深い関わりのあるものであった事は、あまり知られていません。(下は作曲したグルーバーの自筆譜、Wikipedia より

 

stille_nacht

 

 

 編曲は、演奏し易くしましたが、ギターの奇麗さが出ていると思います。お楽しみに! 明日まで前売り券のご予約が出来ます。お申込みのさいに「プレゼント編曲希望」とお書き下さい。では、土曜日に「藤井眞吾 コンサートシリーズ《クリスマスの歌》」でお会いしましょう!!!

 

 

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今年最後、12月は《クリスマスの歌 canciones de navidad》

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 今年も残すところ三週間ほどになりました。今年最後の「藤井眞吾コンサートシリーズ in 京都」は23日の開催、《クリスマスの歌 canciones de navidad》と題して、バッハやアルベニスの他に、クリスマスの曲を何曲かお聞き頂きます。
 プレゼント編曲はこれまで三回に渡って続けてきました「グリーンスリーブス変奏曲」の最終回です。「最終回」と言っても、私の作曲作業が終わるわけではなく、このコンサートシリーズでのプレゼントは「最後」ということで、またいつの日か完成した形でお聞き頂きたいと思っています。
 「グリーンスリーブス」といえば、かつてこの曲もクリスマスによく歌われたものでした。と言うのも実は日本基督教団編集の「賛美歌第二編」に「賛美歌 216番」として収録されていたからのようです。タイトル(歌詞)は「御使いうたいて。ですから、今回のコンサートタイトルにはぴったりなわけですね!
 プレゼント編曲はその他に「聖しこの夜 Silent Night」。なるべく弾き易い、簡単な編曲にしたいと思っています!

 

 


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第128回《ラルゴ Largo 》

 本日7時開演です!
 プログラム(演奏曲目)は下のチラシをクリックしてしてご覧下さい。

 

 

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 今年の紅葉は、色付くのも早く、また鮮やかのようです。毎年この季節になると山々の木々が私達の目を楽しませてくれるように、音楽作品の数々はいつも私達の耳に喜びを与えてくれます。
 今回は「ラルゴ」というテーマですが、イタリア語の「Largo」は「雄大な」という意味です。ですからテンポも大抵は、ゆったりしたテンポになります。似たような言葉に「レント Lento」がありますが、これは単純に速度の事で、「ゆっくりと」という意味です。「雄大に」と言うのと、「ゆっくりと」というのでは、やはり感じが違うわけです。ギターのような撥弦楽器は、フルートやバイオリンのように音を強制的に長く伸ばす事ができません。そうすると自ずとゆっくりしたテンポの音楽では間が保たないと思われる場合があります。しかし、かつてイギリスのギターの名手J.ブリーム氏による「ギターの美しさは音が消えいることにある」との名言が教えるように、ゆったりしたテンポの音楽でこそギターの美しさが発揮できるのではないかと思います。瞬間に発せられた音が空気の振動とともに静かに減衰していくさまは本当に美しく、私も大好きなギターの美点です。今日はそんな瞬間を、お楽しみ頂ければと思っています。

 

(藤井眞吾:記/2017年11月25日)

 

 

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明日のプレゼントは「素早い動き〜p a m i」

pami

 

 

 明日は「藤井眞吾コンサートシリーズ vol.128 《ラルゴ Largo》」の開催です。幸い明日のお天気はいいようです。今月のプレゼント編曲も、前回までの続き、「グリーンスリーブス変奏曲」の新しく書いた変奏です。今回も “練習曲” 的要素の強い曲ですが、「素早い動き〜 p a m i」と言うテーマで、つまりトレモロなどを弾くときの指の動きを練習する、と言う曲です。さっき出来上がってプリントしてみましたが、これが出来上がるとちょっとひと安心です(写真上)。
 今回は《ラルゴ Largo》のタイトルの通り、バッハの「ラルゴ(無伴奏バイオリンソナタ 第3番から)」やソルの「アンダンテ・ラルゴ Op.5-5」など、ゆったりとした曲を中心にお楽しみ下さい。ほかには、アルベニスの「グラナダ」は以前にもプレゼント編曲とした曲ですが、今回は違う編曲で演奏したいと思います(前の版は「イ長調」でしたが、今回は「ト長調」で演奏します)。ジュリアーニの「ソナチネ第2番」は大好きな曲ですが、特に第1楽章はシューベルトを思わせるような「ゆったり」した音楽です。
 前売り券は本日中なら予約が可能です。当日券のお問合せは「マンサーナ 075-972-2834」まで。
 皆様のご来場をお待ちしております!

 

 

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11月は《ラルゴ Largo》

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 先月は雨が多く、そして台風もやってきて、あっという間に寒くなってしまいましたが、本日より「11月」です!
 毎月京都で開催している今月の「藤井眞吾 コンサート・シリーズ」は《ラルゴ Largo》、25日の開催です。「Largo」はイタリア語で「巾の広い」とか「ゆったりした」、あるいは「悠然とした」と言う意味です。スペイン語だと「長い」と言う意味になりますが、音楽では勿論イタリア語ですから、ゆったりとした音楽の場合に使われる言葉です。今回はそんな「ゆったりとした音楽」を中心にお楽しみ頂く予定です。
 また「プレゼント編曲」は引き続き「グリーンスリーブス変奏曲-4」です。今回も、あまり難しくなく「練習曲」となるように作曲しようと思っていますので、お楽しみに。前売りチケットの予約はこちらから!

 

 

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練習のポイントを解説しながら・・・

Double

 

 

 昨日の「藤井眞吾コンサートシリーズ《ドゥブル Double》」は本当に台風の影響を心配しながらの開催でしたが、お陰さまで演奏会が終わるまで雨や風が酷くなることはありませんでした。それでも聞きに来て下さる方々の出足に大きく影響した事は否めません。こういう時の開催であったからこそ、昨夜お出で頂いた皆様には心より感謝しております。
 今回のプレゼント編曲「グリーンスリーヴス変奏曲-3」は練習曲として書きましたので、その練習のポイントなども解説しました。練習曲といっても、ほとんど指の基礎練習のような内容なのですが、コンサートの中でも申し上げたように、こういった基本的な指の動作は本当に重要ですし、基本的で単純なことになればなるほど、無駄なく、また完璧に弾くことは難しいものです。昨日楽譜を受け取られた方は是非練習してみてください。
 来月(藤井眞吾コンサートシリーズ《ラルゴ Largo》)は11月25日の開催で、プレゼント編曲は「グリーンスリーヴス変奏曲-4」、もういちど練習曲の予定です。お楽しみに!

 

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《ドゥブル Double》- program

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 ここしばらく、毎日のように「グリーンスリーヴスによる変奏曲」の作曲や、推敲、そして自分の書いた物を弾いてみる、あるいは練習をすると言う事に没頭しており、またそのことを楽しんでいます。というのも、わたしはこれまで「独奏曲」というのはあまり書いておらず、出版された作品もすべて二重奏や四重奏などアンサンブル作品ばかりなので、今回のように独奏曲に専念すると言う事は妙に新鮮な気分なのです。
 いったん作曲を始めると色々な楽想が湧いてきて、ついつい演奏の容易さを失念してしまいます。先月の二つの変奏はそれが現れてしまったもののようですが、曲としてはかなり気に入っています。しかし、今月はもっと演奏の易しいものをということで書いてみたのですが、これは言わば「指のトレーニング」のようなもので、もしかしたら楽曲の質を持っていないのかもしれないと、いささかご批判の声をおそれています。ところがいざ自分で弾いてみると、こういう単純で基礎的な指の動きが(かねてより解っていた事ながら、今更のように)案外難しいと言う事に気付いてしまった次第です。今度は皆様に、こんな単純な練習をしてくださいと、お願いしなければなりません。
 こういう単純さはブローウェルの「簡素な練習曲」にもみられるのですが、これは見事な音楽作品に仕上がっていて、またその単純さが技術的にも難しいと言う事で、今回はこれもお聞き頂こうと思っています。

 

(藤井眞吾:記/2017年10月20日)

 

 

program

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1.「牛を見張れ」による変奏曲(L. de ナルバエス)
Luis de Narváez (1500 ? - 1560 ?); Diferencias sobre Guárdame las Vacas


2.スペインのフォリアによる変奏とメヌエット(F.ソル)
F. Sor (1778 - 1839); Les folies d'Espagne et un Menuet, Op.15


3.アンダンテ・エスプレッシーヴォと変奏(M.ジュリアーニ)
M. Giuliani (1781 - 1829); Andante espressivo & Variations
-        Andante espressivo (from Op.71-2)
-        Variations on “Robin Adair” (from Op.125)


4.前奏曲とマズルカ(F.タレガ)
F. Tarrge (1852 - 1909); Preludio y Mazurca
-        前奏曲《ラグリマ》 & マズルカ《マリエッタ》
-        前奏曲 ニ長調 & マズルカ ト長調


5.三つの前奏曲(H.Vロボス)
H.Villa-Lobos (1887 - 1959): 3 Preludes
-        No.1, No.3, No.4

 

6.無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第1番より(J.S.バッハ)
J. S. Bach (1685 - 1750) ; Sarabande - Double & Borea - Double (BWV1002)
-        サラバンド & ドゥブル Sarabande & Double
-        ブーレ & ドゥブル  Tempo di  Borea & Double


7.簡素な練習曲(L.ブローウェル)
    L. Brouwer (1939 -  ); Estudios Sencillos


8.グリーンスリーブス変奏曲(藤井眞吾)*
S. Fujii (1954 - ); Variations on Greensleaves

    主題 (Greensleaves)
1. Double
2.簡単なアルペジの練習曲
3.低音に旋律がある練習曲
4.右指の練習曲-1 ( m & i )*
5.右指の練習曲-2 ( a, m & i )*
6.三連符によるアルペジの練習曲
7.和音の練習曲

 

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練習曲をかねて・・・

present

 

 

 私自身の生徒、Hさんのために書き始めた「グリーンスリーヴス変奏曲」ですが、コンサートシリーズの「プレゼント編曲」としていますが、今月は3つを作曲しました。ひとつは今回のテーマでもある「ドゥブル Double」に因んで、その名の通り「Double」を、そしてあと二つは「基礎練習」的な内容の「右指の組み合わせ練習曲」です。
 目下最終の仕上げ、そして時間の許す限り、最低限の指使い(fingering)を書き込んでいます。実はすでに変奏は10曲以上書いているのですが、コンサートシリーズでのプレゼント編曲に相応しいものを、そして今回のようにあまり難しくなく、練習曲となるような内容のものをチョイスしています。
 先月(9月)の開催では「8月は行っていないのですが、今月の楽譜だけ頂いても曲になるんでしょうか?」というお問合せをいくつか頂きましたので、今月はご希望の方には8月の楽譜(=「主題」と易しい二つの変奏、「単純なアルペジオ」「低音で旋律を」の二つ)もプレゼントいたしますので、チケットお申込みの際にその旨お申し付け下さい。
 と言うわけで今回は、できればここまでプレゼントした変奏すべてを演奏、お聞き頂こうと思っておりますので、以下のようになります。

 

グリーンスリーヴス変奏曲 by 藤井眞吾

 

主題
変奏1. 「Double
変奏2. 「単純なアルペジオ」
変奏3. 「低音で旋律を」
変奏4. 「右指の組み合わせ m & i
変奏5. 「右指の組み合わせ a, m & i
変奏6. 「低音で旋律を」
変奏7. 「三連符のアルペジオ」
変奏8. 「和音の練習」

 

 また今回書いた二つの練習曲、「右指の組み合わせ m & i」と「右指の組み合わせ a, m & i」に関しては演奏以外に、練習のポイントなどを解説しようと思っています。
 前売りのご予約お待ちしております!

 

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