旅行用のコーヒードリップ

drip

 

 

 明後日、3日の日曜日から東京(品川)で三日間レッスンなのですが、ホテルに逗留している時、昔からの悩みは、美味しいコーヒーになかなかありつけない、と言う事でした。特にビジネスホテルなどの場合は、朝食の際のコーヒーは絶望的に不味かったのですが、ちょっと上等のホテルだからと言って、それはあまり変わりませんでした。そこで数年前からは、家を出るとき自宅で呑んでいるコーヒー豆を予めひいて、袋に詰めていき、それをコンビニのオリジナル「ドリップコーヒー」に少々加えて、部屋の湯沸かしを使っていれると言う方法です。
 最近はレッスンをしている生徒の中にもコーヒー好きがいるので、レッスンをしながら随意にコーヒーを入れて、呑んでいるのですが、先日家内が凄いものを見つけて買ってきてくれました!(写真上)
 折りたたみ式で、バネのような具合にのびて、そこにフィルターペーパーをセットしてコーヒーを入れると言う優れものです。なんと言っても、こうやっていれれば豆は100%自前のものですし、味がいい。そして携行も金属製なので簡単そうです。今回はこれを持参してコーヒーを飲もうと思います。

 

 


高君の演奏

Koh

 

 

 昨日ひさしぶりに大阪に出たので、梅田に寄って、高(こう)君に会ってきました。高 公崇(コウ ゴンスン)君は私が大阪音楽大学で教えていた頃の生徒です。最も記憶に残る生徒の一人で、在学中からとても真面目にギターの勉強をし、その実力も抜き出ていました。大学を卒業してからは国内のコンクールでも優勝したり、演奏活動や、教授活動にも精力的です。
 大阪の梅田には「グラナダ」というお店があって、ここはギター好きの集まるところです。私も昔から何度となくお邪魔したところですが、最近はめっきりご無沙汰していたので、家内と二人、高君がいると言うので立ち寄ってきました。そして高君が私達の為に演奏をしてくれました。ブローウェル、ヴィラ・ロボス、アルベニスの3曲。昔から音の奇麗な高君でしたが、愛器マリン・モンテロから紡ぎ出される音は一層透明感を増し、美しく、そして音楽の流れは更にしなやかになっていました。とても奇麗な演奏を聴かせてくれ、本当に感動しました。
 時間はあっという間に過ぎてしまいましたが、高君から語られる昔の思い出話は、私は忘れていた色々なことを呼び覚ましてくれて、沢山勇気づけられました。ありがとう、高君!

 

 

●リンク

 

高ギター教室

 

スペイン風居酒屋 グラナダ

 


La Espiral Eterna(永遠の螺旋)

Spiral-1

 

 

 先週の土曜日(2月23日)、コンサート・シリーズ《螺旋 Spiral》が終わりました。ブローウェル Leo Brouwer の作品を多く弾いたのですが、コンサート・タイトルにもした「永遠の螺旋 La Espiral Eterna」は久しぶりに弾いた曲でした。ご存知のように前衛的なギター曲の代表とも言える作品ですが、充実したいい曲ですね。

 

 

Spiral-2


(↑)・・・これは最初の「ぐるぐる回る螺旋」のようなところ(1ページ目)

 

 

Spiral-3


(↑)・・・弦を摘みながら指を滑らせて「シュ〜バッチン!」とやったところ(2ページ目)

 

 

Spiral-4

 

(↑)・・・フレットの無い超ハイポジションで「ピコピコピコ!」とやっっている(3ページ目)

 

 

Spiral-5

 

(↑)・・・指板上で弦を叩く「パッチン、ポヨン、ビヨン」とやっている(4ページ目)

 

 と言うわけで、次回の藤井眞吾コンサートシリーズ、3月はお休みで、「4月20日(土)春来 Spring」です。春の訪れを身体一杯に感じながら演奏したいと思います。お楽しみに!


今日のコンサート《螺旋 Spiral》

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programnote

 

 「実験音楽(experimental music)」という言葉が私の耳に飛び込んで来たのは、高校生の頃であったと思います。アメリカ東海岸の音楽家、ジョン・ケージが提唱した言葉・概念であり、一方ヨーロッパではセリーの音楽のあとブーレーズやシュトックハウゼンが「前衛音楽」の道を突き進んでいました。キューバからアメリカに渡り、NYのジュリアード音楽院で学んでいたレオ・ブローウェルにとってはいずれもが強い影響を与えた事は、容易に想像ができます。
 ブローウェルはその作曲活動の中で、時期毎に、特定の音楽スタイルに集中して作品を生み出してきたように私は思います。「舞踏礼賛(1964)」はストラビンスキー讃歌である言われており、調性から離れたところで力強い、おそらくそれまで誰も聞いた事の無いギターの音を産み出す事に成功しました。「永遠の螺旋(1971)」はおそらく、アメリカに吹き荒れていた「実験音楽」や「偶然性の音楽(Chance Operation)」の影響から生まれた傑作と言っても過言ではありません。ドイツの作曲家ハンス・ウェルナー・ヘンツェとの出会いはブローウェルを更に前衛の道へと案内します。

 1970年代、これもアメリカで「ミニマル minimal」主義が擡頭すると、ブローウェルの舵は即座にその方向を向きます。と同時に、失われていた調性は復活し、同じ頃日本の武満徹の音楽にも強く心を奪われます。「黒いデカメロン(1981)」はその頃の始まりを告げる代表作です。ブローウェルは様々なスタイルを旅し、今年80歳を迎えて、将に円熟の境地にあると言えますが、何故か私の心を捉えて離さない彼の作品は、1960年代から81年あたりまでの作品である事は皮肉な事です。

 

(藤井眞吾:記/2019年2月23日)

 

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スペイン舞曲 第5番《アンダルーサ》の編曲を・・・

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 2月は本当に時(とき)が経つのが早いですね。今週の土曜日、いえ明後日はコンサートシリーズ《螺旋》です。今月のプレゼント編曲は、E.グラナドス作曲「スペイン舞曲 第5番《アンダルーサ》」です。これはM.リョベットの編曲で有名になり、もはやギター曲と言っても良いほど定着した編曲ですが、勿論今回演奏しプレゼントする編曲は私自身によるものです。
 この曲自体は「ホ短調」でもともとギターによく合う調なので、原調で演奏される事が殆どだと思います。ただいくつかの部分で、リョベット版では彼独自の変更がなされていますが、私はあまりその変更が好きになれないので、別のアプローチをしています。運指も出来るだけ解り易くつけましたので、ご覧頂ければと思います。
 コンサートの予約は明日のよるまで受け付けておりますので、ご予約はお早めに!(*コンサートの詳細・予約はこちらから!

 

 


最初は「公開レッスンとコンサート」でした

2006

 

 

 京都でのコンサートシリーズは2006年にスタートしましたが、当初は毎月やろうなどとは考えておらず、この年は4月、6月、10月の三回のみ。しかも、「藤井眞吾 コンサートシリーズ」という明確な内容ではなく、「公開レッスンとコンサート」というスタートでした。この頃、私は京都での演奏会はあまりやる事がなく、演奏もレッスンも九州やその他の土地での開催が主だったので、自分が住む京都でも、少しでもそういった活動を始めたい、というのが理由でした。
 翌年、2007年から毎月コンサートを中心とした開催としました。そして今年2019年2月23日は142回目の開催となります。皆様のご来場をお待ちしております。

 

 


ページの移動を簡単に・・・

next

 

 

 私の website のコンサートシリーズを毎月お知らせしているページは、時々内容を整理し、皆様に情報へのアクセスがし易いように更新をしております。今年、2019年のページもより一層見易くなったのではないかと思っていますが、チラシ(フライヤー)の下に「Last(前月へ)」と「Next(来月へ)」の矢印を付け加え、来月(次回)の内容や、前回の内容へ簡単にジャンプできるようになりました。是非ご利用下さい!

 

 


今年最初の演奏会は雪に包まれて

  • -
  • 2019.01.28 Monday
  • 00:11

 天候の行方が心配でした。予報通り午後には雪が降り始めました。家を出る頃には風も強くなり、まさに「吹雪」でした。(写真下)

 

 

snow-1

 

 

 今回は1781年生まれの Anton Diabelli のギター曲で始まりました。前奏曲とソナタ第1番。次は同じ年に生まれ、またウィーンで交流のあったイタリアの作曲家 mauro Giuliani の小品。当時の音楽スタイル、あるいは親交があった故のよく似たスタイルが伺えました。あとは Villa=Lobos の前奏曲を5曲。
 後半は「一月一日(=プレゼント編曲)」と「春の海」、いずれも私の編曲です。実は私は自編の「春の海」を弾きながら、ヴィラ・ロボスやブローウェルのギター作品の響きを連想しています。次に演奏したタレがはギター本来の響きを、そして最後のブローウェルは私が最も好きな「過激な」ギターの響きです。
 コンサートが終わって会場の前の道に出て見ると、雪景色でした。(写真下)

 

 

snow-2

 

 

 車にもこんなに雪が積もっていました(写真下)!

 

 

snow-3

 

 

 今回も遠方から来てくださった方がいらしたので、悪天候が心配されましたが、無事に会場で姿を拝見してホッとしました。またいつも仲良く聞きにこられるご夫婦や、新聞を見て聞きに来てくれた若い女性など、色々な方に聞いて頂けてとても嬉しかったですが、なかでも若い頃教えていた大阪音楽大学時代の生徒が20年振りに来てくれて、大変驚くと同時に、演奏する事だけでなく教える仕事も続けてきて、本当に良かったと思える瞬間でした。
 今年最初の演奏会が終わって、そして「春の海」を演奏して、やっと私の「正月」が来た気分です。そこで今日は「お正月にどうぞ!」と、生徒が送ってくれた新潟のお酒を頂きました。緻密で濃厚な味わいと舌触りが、心地よい気分に誘ってくれました。
 来月は、2月23日《螺旋 Spairal》です、お楽しみに!

 

 

sake


演奏曲目

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 あいにくの悪い天気になってきました。遠方からお越しの方は、交通機関の運行状況、道路の状況などに十分ご注意下さい。無事に会場でお会いできます事を心より願っております。

 

 

【演奏曲目】

 

1● 前奏曲集 作品103 より(A.ディアベッリ)
 No.1 ハ長調/No.3 ニ長調

 

2● ソナタ 第1番 ハ長調 作品29(A.ディアベッリ)
 1. Allegro/2. Andante cantabile/3. Menuett, Allegro/4. Rondo, Allegretto

 

3● 前奏曲とバガテル(M.ジュリアーニ)
 

4● 五つの前奏曲第(H.V=ロボス)
 

5● 一月一日(いちがついちじつ)(上 真行/藤井眞吾 編)


6● 春の海(宮城道雄/藤井眞吾 編)


7● 四つの前奏曲とマズルカ(F.タレガ) 


8● 簡素な練習曲と《舞踏礼賛》(L.ブローウェル)

 

※当日券でご来場の場合は、予め

「マンサーナ(075-972-2834)」まで

ご確認をお勧めします。

 

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お正月

 私の周りでは風邪ひきさんが急増しています。我が細君も先週九州の実家から帰還以来、お土産と一緒に持ち帰った咳がなかなかおさまらずにおります。かく言う私もちょっとだけ心配で、転ばぬ先の杖とばかりに、カイゲンを服用してみたり・・・。
 明日から三日間、東京でのレッスンです。今年第1弾ですので、張り切っております。東京のお天気も良さそうです。二ヶ月ぶりに聞く東京の生徒達の演奏が楽しみです。
 そして帰って来たら・・・、土曜日は今年最初のコンサート・シリーズ。これで私はやっと「正月」を迎えられるという気分になります。ここ数年、1月のコンサートは「春の海」を弾いて、お正月気分を高めることにしています。何年か弾いてきて、慣れてきたこともあり、また新たな発見もあり、楽しみながら演奏できるようになってきました。
 プレゼント編曲は「一月一日(上真行/藤井眞吾)」です。この編曲は「練習曲」としてもとても良いです。自分自身、これを練習する度にとても良い練習になっています。
 ご予約はお早めに!

 

 

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