Tansman の「ショパン讃歌」

 ポーランド出身の作曲家、アレクサンドル・タンスマン(Alexandre Tansman ; 1897 - 1986)にギターのための「ショパン讃歌 Hommage à Chopin」と言う曲があるのですが、私にとっては長い間、不可解な点が沢山ある曲でしたが、このたび F.ジガンテ氏の校訂による研究が出版され、昔年の疑念がやっと晴れそうです。

 

 

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 先日 FB でジガンテ氏自身が出版の告知をしていたので、早速注文したのでしたが(この状勢で、時間がかかるだろうと思っていましたが)意外に早く届きました。ヨーロッパとアメリカでは郵便の事情がだいぶ違うようです。

 

 

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 長らくの疑念と言うのは、既に出版されていた MaxEschig の版では、タンスマンがギターの弾けない作曲家である事は解っていても、それにしてもあまりにも不自然な書法、調性で、特に第2曲「ノクターン」や第3曲「ロマンティックなワルツ」などは、ギターで弾く気すら起きない・・・。私はこれは校訂者であるセゴビアが、タンスマンの書いた物を「二度上げて移調した」のではないかと疑っていましたが(事実私は、そのようにして弾いていました)、その推測は当たっていました。
 1999年に現代ギター社から、臨時増刊で「タンスマンとギター」が発刊され、その中で私はこの曲に関しての演奏解説を依頼され、書いたのですが、大変困った事を記憶しています。

 

 

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 ジガンテ氏の研究は詳細で、今興奮が止まりません。土曜日の演奏会《寄せる思い Longing》が終わったら早速勉強に取り掛かろうと思います!

 

 


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