「テンションに気をつけよう」〜ギター弦の話(1)

strings


 上の写真は何かと言いますと、これは全部私のギターのための弦なのです。封筒を短く切って、色分けをして、何弦かを書いて整理していますが、一袋に「5〜10本」は入っていますから、この写真に写っているいるだけで、おそらく・・・、800本は下らないと思うのです。(弦のむこうに写っているのはうちの猫です)。
 私は別に、ギター弦のコレクションをしているわけではないし、そういう類いのマニアな訳でもないのです。ギターケースの中には常に携帯して歩く弦が入っていますから、それだけでも「5 x 6 = 30」本は入っているわけです。この写真に写っていない本棚の上には10年以上前に購入してそのままになっているものが200本はありますから、家の中には1000本くらいの弦があると言うことになります。・・・全くバカな話だとは、自分でも思います。

 予め申し上げておきますと、殊、低音弦に関して言いますと、とっくに錆びて、もう使い物にならないと言うものも相当数あります。本当にひどい話です。女房には内緒です。だって、金額にしたら相当なものですからね・・・。

 では、なぜこんなにも沢山の弦があるのかと言いますと、そもそも、私は3本のギターを使用しています。


1.三浦隆志 製作 6弦ギター(コンサートでいつも使うギター)

2.三浦隆志 製作 7弦ギター(コンサートでたまに使うギター)

3.JBucher (1830年頃)製作 6弦 19世紀ギター(そういう音楽の時にたまに使う)


・・・と、皆それぞれ適切な弦が違うわけです。それぞれに適合した弦を購入し、常備しなければなりません。

 数もさることながら、種類もかなりのものです。実は、・・・全くバカな話だとは、自分でも思っているのです。本当だったら、自分のギターに合った、1弦から6弦まで「6種類」の弦が、常備するにしても、せいぜい「10本」も用意しておけば、演奏会でも困る事は無いですから、家の中にには「60本」くらいの弦があると言うのが、本当のあり方なのだと思うわけです。

 では、なぜこんなにも沢山の弦があるのかと言いますと、・・・それは先ほども言いました。ギターが3本あるからなのですが、そのほかにも理由があって、私の気に入った音がする・・・、あるいは自分のギターがベストの鳴り方をする、そういう弦を選ぶ為には、あるいは、自分のギターがベストの状態でなる為には、楽器の状態の変化に応じて、いくつかの「弦のテンション」を用意しておかなければ行けない、というのが私の考えなのです。

 「弦のテンション」というのは各メーカーが「Normal」だとか「Hard」ダとか言っている、あの「テンション」です。「張力」ということですが、これはメーカ各社様々な種類、そして言葉の使い方も様々に、また最近は銘柄も様々になって、また材質も様々になって、一体何が何なのか、訳が分からなくなっています。

 先ず最初に申し上げておきたいのは、この「テンション」には十分に気を付けていただきたいと言うことです。これは、私達の楽器がどのように鳴り、どのような音を出してくれるかと言うことと、とても密接に関係しています。

 しばらくの間「なぜこんなにも沢山の弦があるのか」というお話をして行きたいと思います。お付き合いください。





コメント
同じ弦でも気温によって随分音が違うので、全ての銘柄の音から、私には、その時に合う弦を探すことは不可能です。結局弦を張り替える時に弾いている曲に合いそうなものを選んでいます。 錆びた弦は指が汚れてしまいますが辛抱すれば練習用には使えます。
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