アンサンブル講習会(5)「メンバー構成と作品」

Beijing-2


 ・・・曲をかなり書き進めて、もうすぐでき上がるんじゃないかと言う頃になって、とたんにその曲に興味が湧かなくなって、あるいはその曲がその時の目的に相応しい内容では無いんじゃないかと思えて、全く別の曲をまた書き進めると言うことは、私の場合しばしばあるので、そんなに気にしてはいません。ただ問題は時間があまり無いと言うことだけであって。

 夏期講習会や、短期でのセミナー、そして今回などはわずか3時間しかないのですから、そのなかで音楽の形を作ると言うのは、容易なことではありません。練習時間の問題だけでなく、参加メンバーのことがわからないと、用意した楽曲が意味をなさなくなると言う可能性すらあるので、昨日参加申し込み者へは、パート編成の為の資料とする為に個々の経験や、演奏のレベルに関してアンケートのメールを送りました。早速に返事をもらっていますが、まだ半分以上の方からの返事が無いので、もう少しそれを待ちたいと思っています。


 上の写真は2008年に、北京で陳志 教授の音楽家活動を記念して開催された大規模なフェスティバルがあったのですが、これはその時のリハーサル風景です。北京の学生達を中心としたメンバーで合奏団が構成されましたが、到着して最初のリハーサルの時には、そこにどんな人達が居るのか皆目分かりませんでした。あとで聞いたら、国際コンクールの優勝者や、日本でも名前の知られた若い演奏者、そして優れた才能のある若者達の集まりでした。ステージでの演奏は二回行われたのですが、リハーサルも積み重ね、最後には見事な演奏を聴かせてくれるようになっていました。それは優れた演奏者がメンバーの中にいたから、ということではなく、特にそういった先輩格の生徒達(多くはアメリカにすでに留学していた)が、後輩達を率先してリードしていたから生まれた結果だろうと思います。


Beijing-1


 この写真は最初のリハーサルが終わった直後に撮影したもので、なんとこの中には昨年ニュルティンゲンのコンクールで優勝した女性が居ます。私は気付かなかったのですが、ニュルティンゲンでの表彰式のあと「おめでとう」と声をかけると、「私はあなたが2008年に北京で指揮した《天使の協奏曲》で、オーケストラのメンバーでした!」とのことでした。とても嬉しく思いました。


 ・・・さて、作曲を続けることにします。


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藤井眞吾によるギターアンサンブル講習会 3/28




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