Guitar Music of 19th century 19世紀のギター音楽

duo1
 

 今回ドイツのフェスティバルに行って楽しみにしていた事のひとつは、私にとっても重要で大きな興味といいましょうか、演奏活動の大きな部分と考えている、19世紀のギターの音楽、それから19世紀ギターの製作家の現状を見る、という楽しみがあったのですが、このイタリアのギター二重奏、Duo Maccai - Pugliese の演奏を実際に聞く事もそのひとつでした。彼らの演奏は YouTube などにも数々見られ、またすでに多くのCDもリリースされていますので、まだ来日の機会はありませんが、日本にも多くのファンがいるようです。


 使用している楽器はオリジナルで、二つのタイプのガダニーニ。ガット弦を使用していて、演奏のスタイルもご覧のように、立った状態での演奏です。プログラムは・・・


program


1.G.Rossini (M.Giuliani) : Sinfonia nell'opera “Il Barbiere di Siviglia”
2.A.de Lhoyer : Duo Op.31-3
3.V.Bellini : Sinfonia nell'opera “Il Pirato”
(Pause)
4.F.Sor : Souvenier de Russie Op.63


duo2
 

 演奏の闊達さ、音楽を構築していく見事な技術、聴衆を一瞬たりとも飽きさせない、いつも音楽に満たされた瞬間を作る音楽性、そして爽やかなステージマナー。一度聞いてしまうと、たちまち彼らの虜になってしまうでしょう。コンサートの後半に演奏したソルの「ロシアの思いで」は圧巻でした。彼らの奏法や作品に対するアプローチが、オリジナルの音楽がどうあったかと言う視点から出発している事は言うまでもないのですが、素晴らしい事は、ステージの上ではそういった事を全く感じさせない、音楽の伝道者と化していると言う点にあると私は思うのです。


duo3
 

 人柄もたいへん気さくで、あっという間に日本からの参加者達も彼らのファンになってしまいました。コンサートの翌日にはご覧のような記念写真を撮ってしまったのですが(写真私の右手がクラウディオ Claudio Maccari、“両手に花”状態なのがパオロ Paolo Pugliese)、実は彼らのレッスンはどのような時代の音楽でも、非常に論理的で、わかりやすく、受講生の間でも大好評でした。

 マスタークラスの様子、レッスンについてはまた改めてご報告するつもりです。





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