Green Sleeves to a Ground

 今週の土曜日は《グリーンスリーヴス Grenn Sleeves》のタイトルでコンサートなのですが、当初は昨年私が作曲した「グリーンスリーヴスによる様々な練習曲(Variable Studies on Green Sleeves/仮題)」を中心にプログラムを組み立てるつもりでしたが、色々調べたり練習したりしているうちに、昔リュートを弾いていた頃によくやった「Green Sleeves to a Ground」の事を思い出しました。
 これは18世紀初頭にイギリスで John Walsh によって出版されたフルートの為の曲集に含まれるのですが、曲集自体はもともと17世紀後半に出版された John Playford の「Vilon Division」がベースになっています。

 

 

Divisions Flute

 

 

 Ground Bass と呼ばれる繰り返される定旋律の上に技巧的な変奏を繰り広げると言う、当時流行した音楽の楽しみ方です。私の細君がリコーダーをやっていたので、結婚する前は良くこれをやりました。今回これをギター独奏に編曲してみたのですが、思いのほかいい具合に出来たので、今回はこれをプレゼント編曲にすることとしました。

 

 

Hyousi

 

 

 今日は少し暖かいですが、やはり週末のお天気はちょっと心配です。
 前売りチケットの予約は明日(23日)まで受付です。コンサートの詳細はこちらをご覧下さい

 

 


グリーンスリーヴス Green Sleeves

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  今週の土曜日の「藤井眞吾 コンサートシリーズ」ではイギリスの古い歌「グリーンスリーヴス」をテーマにお楽しみ頂きます。
 この曲は世界中で良く知られた旋律ですが、F.カッティングによるリュートの為の編曲、またバロック時代に出版されたフルートの為の変奏曲集「The Divisions Flute」に含まれる「Green Sleeves to a Ground」をギター独奏用に編曲して、更には昨年私が作曲した「グリーンスリーヴスの変奏」などお聞き頂きます。プレゼント編曲にはこの「Green Sleeves to a Ground」を予定しています。他には「魔笛の主題による変奏曲 Op.9(F.ソル)」、「牛を見張れによる変奏曲(ナルバエス)」など。
 前売り予約受付中です!

 

 

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悪天候の中ご来場ありがとうございました!

January

 

 

 日本全体が寒波に襲われていますが、京都も例外ではありません。特に演奏会のあった27日は市内でも、そして前二日間は北部でもかなりの降雪がありました。今回も東京から来る予定の人も居たので、新幹線の運行状況や、京都までの道路事情も心配でした。当日は午後になって晴れましたが、気温は低く、はたしてお客さんが来てくれるだろうかと心配で一杯でした。
 当日になって若干キャンセルは出ましたが、雪道の中来てくれた人、交通機関を乗り継いで来てくれた人、寒さに負けずやってきてくれた人・・・、そういった人達のおかげで今年最初の「藤井眞吾 コンサートシリーズ」を無事に終える事ができました。私も演奏会を終えて、新しい「力(ちから)」が湧いてきたような気がしました。

 

 

 

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本日は《一月一日 january 1st》

 本日は「第130回 藤井眞吾コンサート・シリーズ《本日は《一月一日 january 1st》》」です。お昼現在、私が住む八幡市はお日様が出ているのですが、京都市内は今朝かなりの雪が降ったそうで、やはり交通の混乱などが心配されます。遠方からおいでの方は十分お気をつけ下さい。

 

 

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program note

 

 子供の頃は師走の慌ただしさから正月の陽気さにかけて、この頃のわくわくした気分が大好きでした。それは私だけではないでしょう。日本人にとっての正月の高揚感は、西洋の方々とはちょっと違うのではないかとも思います。また「一年の計は元旦にあり」などという感覚も私達独特の事なのかもしれません。ギターの演奏を生業としてからは、正月と言うよりも、一年の最初の演奏会がそれに相応するような気分になってきました。だから私にとっては今日が「正月」なのかもしれません。

 「一月一日」と言う曲は、最初の文部省唱歌集に収められた曲で、国歌に準ずるような位置づけの歌であった筈ですが、戦後しばらくは歌っていましたが、いつの間にか過去のものとなってきたようです。それを復興させようなどという気は毛頭ないのですが、ただ明治の初期に日本の楽人がこんなに素敵なメロディーを作り上げていたと言う事に、ただただ感動し、演奏しています。

 宮城道雄氏は時代も、そして邦楽の世界に於いても、丁度クラシックギターに於ける「アンドレス・セゴビア」の様な人であったと思うのですが、西洋音楽を強く意識して作曲された「春の海」は、尺八と事の対話のなかに、初春の海辺に聞こえる潮騒や、舞い踊る小鳥たちの姿を見事に描写しています。この曲をギターで演奏すると言うのは、私にとってまさに「正月」に相応しい事だと永く思っていました。  2018年の「藤井眞吾 コンサートシリーズ」をお楽しみ頂ければと、心より思っております。

 

 

(藤井眞吾 2018年1月27日)

 

演奏曲目はこちらのサイトでご覧下さい

 


週間天気予報・・・

tenki

 

 

 土曜日(27日)はコンサート、気象庁の週間天気予報によれば「京都府南部=曇時々晴」なんだけど、北部は「曇一時雪」・・・。う〜ん。遠方からお出で頂く方は、交通事情など、十分にお気をつけ下さい!

 

 

 コンサートの情報は、こちらです。

 

 

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今年最初のコンサートシリーズは《一月一日》

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 「藤井眞吾 コンサート・シリーズ 2018」最初のコンサートは、《一月一日》のタイトルで、「1」と言う数字に関連した曲を中心にお楽しみ頂きます。
 タイトルの「一月一日」は文部省唱歌に含まれていた曲の題名ですが、このタイトルを聞いても「?」と思われる人でも、メロディーを聞いてみると、「ああ、あれか!」と直ぐに気付く事でしょう。拙著「はじまりの音楽(ギター二重奏の為の)」で、私は初めて編曲しましたが、その後ギター独奏用にも編曲しました。
 また、久しぶりに7弦ギターも使って、バッハの「無伴奏チェロ組曲 第1番 BWV1007」も演奏いたします。私は7弦ギターを通常とはかなり違ったチューニングにしてバッハの作品を編曲・演奏しているのですが、独特の響きはリュートにも似たところがあり、まだお聞きになられた事のない方にはぜひ聴いて頂きたい曲です。
 コンサートのタイトルは《一月一日》ですが、開催は「1月27日(土)」ですので、「な〜んだ、もう終わってしまた演奏会の情報か・・・!」とお間違いになられませんよう。プログラムのの情報は、当ブログで続報いたしますので、続けてチェック頂けるなら幸いです。

 

 

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2017年最後のコンサートです

 快晴です!
 本日は、2017年最後のコンサート。当日券も若干ございます。お問合せは「075-972-2834(マンサーナ)」まで。

 

 

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program note

 

 私の両親は、私の知る限りでは仏教徒で、キリスト教に関する関心や興味もおそらくなかったのではないかと思うのですが、私が小学生の時には、この時期になると父は柊の鉢を今に持ち込んで、クリスマスツリーに見立てて様々飾りや電飾を施してクリスマスを祝ってくれましたし、母はイヴにはごちそうを作り、そしてちゃんとサンタクロースも来てくれました。おそらくそれは、戦後の日本に大津波のように流れ込んで来たアメリカの文化や習慣の一部に過ぎなかった、そしてそれらを無抵抗に受け入れた多くの日本人の典型なのでしょうが、私にとっては優しく暖かい記憶と想い出です。
 クリスマスの歌もよく歌いました。高校の授業では、カナダ人の英語の先生が今頃になると嬉しそうにラジカセを持って教室にやってきて、パット・ブーンやビング・クロスビー、そしてアンディー・ウィリアムスの歌声とともに一緒に歌ったものでした。
 大学受験の為に浪人生活をしていた仙台でのクリスマスは、雪がしんしんと降り、辺り一面が真っ白に雪に埋もれ、前に進めなくなった車を友人と後ろから押して助けてあげたら、その友人が「良いことをしたから、きっと春の受験は合格するよな!」と笑顔で言ったその後ろには、イルミネーションで飾られた大きなクリスマスツリーが輝いていたことを思い出します。
 クリスマスの歌には沢山の思い出があるのは、私だけではないでしょう。

 

 

(藤井眞吾 2017年12月23日)

 

 

program

 

1.「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第1 番より(J.S. バッハ)
J. S. Bach (1685 - 1750) ; Sarabande - Double & Borea - Double (BWV1002)
- サラバンド & ドゥブル Sarabande & Double
- ブーレ & ドゥブル Tempo di Borea & Double

2. 十二の小品(F. タレガ)
F. Tarrge (1852 - 1909); 12 obras para la guitarra
1. 前奏曲 イ長調 2. 前奏曲 イ短調 3. マズルカ イ短調
4. 練習曲 ロ短調 5. 前奏曲 ホ長調 6. マズルカ ホ短調
7. 前奏曲 イ短調 8. 練習曲 ハ長調 9. マズルカ ハ長調
10. 前奏曲 ト長調 11. 練習曲 ト長調 12. マズルカ ト長調

3. グリーンスリーブス変奏曲(藤井眞吾)
S. Fujii (1954 - ); Variations on Greensleaves
主題 (Greensleaves)
Var.1 Double
Var.2 半音の練習曲
Var.3 和音の練習曲
Var.4 三度の練習曲
Var.5 六度の練習曲
Var.6 素早い指の動き

4. 五つの前奏曲(H.V ロボス)
H.Villa-Lobos (1887 - 1959): 5 Preludes
- 前奏曲 第1 番《叙情のメロディー》
- 前奏曲 第5 番《社交界への讃歌》
- 前奏曲 第3 番《バッハへの讃歌》
- 前奏曲 第4 番《インディオへの讃歌》
- 前奏曲 第2 番《カパドシオ( リオの伊達男) の歌》

5. クリスマスの歌
Canciones de Navidad
- O come, all ye faithfull (Adeste Fideles)
- Ave Maria (by M. C. Tedesco)
- Silent Night きよしこの夜(by F. Gruber / S.Fujii) *
- The First Noel 牧人ひつじを (Gilbert and Sandys Carol ; 1833 / S.Fujii)
- Cancion popular Gallega 聖母の御子 (arr. by M. M. Ponce)
- Villancico de Navidad クリスマスの歌 (by A. Barrios)

 

 

 

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きよしこの夜

silent

 

 

 今月の「プレゼント編曲」はクリスマスに因んで、「きよしこの夜 Silent Night」です。世界中で歌われる有名な曲ですが、この曲の誕生はギターと深い関わりのあるものであった事は、あまり知られていません。(下は作曲したグルーバーの自筆譜、Wikipedia より

 

stille_nacht

 

 

 編曲は、演奏し易くしましたが、ギターの奇麗さが出ていると思います。お楽しみに! 明日まで前売り券のご予約が出来ます。お申込みのさいに「プレゼント編曲希望」とお書き下さい。では、土曜日に「藤井眞吾 コンサートシリーズ《クリスマスの歌》」でお会いしましょう!!!

 

 

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今年最後、12月は《クリスマスの歌 canciones de navidad》

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 今年も残すところ三週間ほどになりました。今年最後の「藤井眞吾コンサートシリーズ in 京都」は23日の開催、《クリスマスの歌 canciones de navidad》と題して、バッハやアルベニスの他に、クリスマスの曲を何曲かお聞き頂きます。
 プレゼント編曲はこれまで三回に渡って続けてきました「グリーンスリーブス変奏曲」の最終回です。「最終回」と言っても、私の作曲作業が終わるわけではなく、このコンサートシリーズでのプレゼントは「最後」ということで、またいつの日か完成した形でお聞き頂きたいと思っています。
 「グリーンスリーブス」といえば、かつてこの曲もクリスマスによく歌われたものでした。と言うのも実は日本基督教団編集の「賛美歌第二編」に「賛美歌 216番」として収録されていたからのようです。タイトル(歌詞)は「御使いうたいて。ですから、今回のコンサートタイトルにはぴったりなわけですね!
 プレゼント編曲はその他に「聖しこの夜 Silent Night」。なるべく弾き易い、簡単な編曲にしたいと思っています!

 

 


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第128回《ラルゴ Largo 》

 本日7時開演です!
 プログラム(演奏曲目)は下のチラシをクリックしてしてご覧下さい。

 

 

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program note

 

 今年の紅葉は、色付くのも早く、また鮮やかのようです。毎年この季節になると山々の木々が私達の目を楽しませてくれるように、音楽作品の数々はいつも私達の耳に喜びを与えてくれます。
 今回は「ラルゴ」というテーマですが、イタリア語の「Largo」は「雄大な」という意味です。ですからテンポも大抵は、ゆったりしたテンポになります。似たような言葉に「レント Lento」がありますが、これは単純に速度の事で、「ゆっくりと」という意味です。「雄大に」と言うのと、「ゆっくりと」というのでは、やはり感じが違うわけです。ギターのような撥弦楽器は、フルートやバイオリンのように音を強制的に長く伸ばす事ができません。そうすると自ずとゆっくりしたテンポの音楽では間が保たないと思われる場合があります。しかし、かつてイギリスのギターの名手J.ブリーム氏による「ギターの美しさは音が消えいることにある」との名言が教えるように、ゆったりしたテンポの音楽でこそギターの美しさが発揮できるのではないかと思います。瞬間に発せられた音が空気の振動とともに静かに減衰していくさまは本当に美しく、私も大好きなギターの美点です。今日はそんな瞬間を、お楽しみ頂ければと思っています。

 

(藤井眞吾:記/2017年11月25日)

 

 

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