バリオスとその時代

 明日は《8月のバリオス》と題して、「藤井眞吾コンサートシリーズ」の第147回です。
 アグスチン・バリオス・マンゴレー(Agustín Barrios Mangoré / 1885 - 1944)はパラグアイに生まれたギタリストですが、私達が彼の作品に親しく接するようになったのは、おそらく1970年代も半ばを過ぎての事だろうと思います。ただ彼は日本は勿論のこと、ヨーロッパではあまり知られていなかったかもしれませんが、アメリカ、特に南米ではいつも「スター」であった事を私達は知っておくべきでしょう。まるで「埋もれていた秘宝」を発見したかのように、そのような視点で語るのは、いささか間違っているのです。

 

 

compare

 

 

 タイトルには「8月のバリオス」としましたが、バリオスと同じ時代の作曲家の作品も並列してお聞き頂きたいと思っています。スペインの「フランシスコ・タレガ (Francisco Tárrega / 1852 - 1909)」、ピアニストの「イサーク・アルベニス(Isaac Albéniz / 1860 _ 1909)」、ブラジルの大作曲家「ヘイトール・ヴィラ・ロボス(Heitor Villa-Lobos / 1887 - 1959)」の三人です。今回プログラム用に上のような図を作成して、それぞれの活動期間を比較してみたのですが、バリオスはこれまで感じていたより遥かに「現代の人」でると、意識を修正した次第です。
 明日もお天気は今ひとつのようですが(・・・特に湿度が心配)、お時間、ご興味のございます方はぜひ聞きにいらしてください!

 

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無事に終了

 

台風の動向が心配されましたが、開催致しました。途中、雨が降った時間帯もありましたが無事に終了致しました。今回のプレゼント用に書き下ろした「キラキラ星による変奏曲」はお楽しみいただけましたでしょうか。楽譜の続きは来月のプレゼント、少しだけお待ち下さい。

 


予定通り開催

現在、京都はまだ雨が強く降っていますが、本日の「藤井眞吾コンサートシリーズ《孤独な星》」は予定通り開催いたします。

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明日の演奏会開催について【重要なお知らせ】

NARI

 

 

 まさに「寝耳に水」なのですが、今朝起きてみたら「台風」の情報が飛び込んできました。数日前には「・・・去年の7月は台風のでせいで開催が出来なかったね」と家内と言いあっていたところでした。まさか今年も台風がやってくるとは・・・。
 今のところ明日の演奏会が開催が出来るかどうかという判断が難しいので、むこう24時間、この台風(NARI)の進路および、特に関西圏の交通機関などへの影響を見て、開催を中止する場合には明日(7/27)の正午に、マンサーナのサイトでその旨発表することといたします。
 大変ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

 

 


《きらきら星》による変奏曲

star

 

 

 なが〜い、長い、梅雨がやっと今週には明けてくれるそうです。梅雨が明けると、今度は猛暑が襲ってくるそうです。そして、今週末は「藤井眞吾 コンサート・シリーズ《孤独な星 Lonely Star》」が開催です! 「星」に関連した曲を何曲かお聞き頂きますが、今回の「プレゼント編曲」は編曲ではなく、私が作曲した「《きらきら星》による変奏曲」です(写真上)。良く知られた旋律ですが、これを基に、生徒の学習の題材になるようにと、基礎的な技術を網羅した練習曲集のような作品です。お楽しみに!

 

 

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前売りチケットのご予約受付中です!

 

 

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《薫風 Gentle Wind》

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 ソルの作品44という作品番号を持つ24曲の存在を知ったのは、私自身それほど前の事ではありません。実は独学でギターを9歳の頃始めた私は、カルカッシギター教則本をコツコツと勉強していたのですが、京本輔矩(きょうもとすけのり)先生の編集されたその本にはカルカッシ以外のギタリストの小品も教材として多く含まれていました。最初のハ長調で、カルカッシの簡単な曲が三曲ほど終わると、直ぐにソルの Andantino という曲が出てきました。カルカッシの曲はいつまで行っても単純で、調が変わっても同じような曲ばかりで詰まらなかったのに、このソルの曲は突然自分が大人になったような魅力に溢れていて、何とも言えない感覚を覚えました。何故その曲だけがそんな感じがしたのか、当時は理由も発見できませんでした。同時に、技術的にはそんなに難しくない筈なのに、上手に弾こうとなると何故か易しくはなかった事も良く覚えています。
 年月も経って、プロとなって、沢山の曲を勉強してきた筈なのに、その「ソルの Andantino」がいったいどの作品番号を持つ「練習曲集」に含まれるのかと、時々探してみても見つけることはできませんでした。ソルには数多くの練習曲や、メヌエット、変奏曲、嬉遊曲そしてソナタなどあり、殆どは勉強していたのでしたが、まだあまり関心を持っていなかった小品集を勉強してみることにしました。すると晩年に書かれた、この作品44に、私の大好きな「Andantino」が「第3番」としてあることを知り、まるで長年別れ離れになっていた恋人に道ばたでばったり会ったような、感動と喜びを覚えました。それと同時にこの曲集が、非常によく出来た曲ばかりで第1番から最後の24番までを一気に弾いて、作者の偉大さを改めて感じた事、その日の夜の事を今でも忘れる事ができません。
 この曲集は1831年に出版されていますが、その8年後に他界したソルにとっては(晩年病気がちであったことを考えれば)、自分の生徒や後世の学習者達に遺した、いわば「遺言」のようなものに思えてなりません。その作者の思いと、私が始めてこの作品でであった時の感動を、今夜皆様にも感じて頂けるなら幸いです。

 

(藤井眞吾:記/2019年6月22日)

 

 

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プレゼント編曲は「ワルツ(F. シューベルト)」です

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 今回は、編曲作品としては Alexandre Tansman が作曲した「子供のために Pour les Enfants」と言うピアノのための曲集から何曲か編曲し、弾く予定なのですが、タンスマンは没年が「1986年」なので、まだ著作権が執行されておりプレゼントとする事ができません。とてもきれいな曲なのですが、残念です。その代わりに、以前にもプレゼントしたことのある、シューベルトのワルツを2曲、プレゼント編曲とし、演奏もいたしますので、お楽しみ下さい。
 さて、連載しておりました GuitarStudy の「ソルの作品44、24の漸進的小品集」ですが、終曲の第24番からさかのぼりながら書き進めて、第6番まで、あとはハ長調の5曲を残すのみとなったのですが、演奏会が近くなると練習時間は勿論のこと、プログラムを準備したり、プレゼント編曲を準備したり、色々と時間がかかったりしてなかなか書く時間が無くなってきました。
 今回、逆順に書いてきて気付いた事は、やはりこの曲集は最初の方に、お話すべき事が沢山ある、と言う事です。ソルが「漸進的 progressive」としたのも「最初の方に、演奏こそ容易だけれども、より重要なことがある」という結果につながっているのだと思います。それは解っていて書き始めたのですが、やはり第1番〜第2番あたりになると、要点が多く、字数もついつい多くなってしまいます。
 なんとか演奏会の直前まで、かけるところまで書こうと思っていますので、お読み頂ければと思っています。

 

 

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Blooming

 5月のコンサートシリーズ《開花 Blooming》が終了しました。
 今回は細君が運営するマンサーナのブログに、色々な花の情報や写真をアップしてくれました。会場の、アートステージ567の玄関先にもこんな薔薇の花が咲いていました。

 

 

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 これは花心で寛ぐてんとう虫です。

 

 

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 ジュリアーニの作品46やテデスコなど、花に関連した曲、そしてブローウェルの練習曲と、ソルの練習曲を中心にお聞き頂きました。演奏曲目はこちらをご覧下さい

 

 

bloom-3

 

 

 来月《薫風 Gentle Wind》は6月22日の開催です。皆様のご来場をお待ちしております!

 

 


本日《春来 Spring》

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 本日7時開演です。当日券は「マンサーナ 075-972-2834」までお問合せ下さい。(演奏曲目は上の画像をクリック!)

 

 


メンデルスゾーンの《ベニスの舟歌》

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 今週の土曜日(4/20)は、京都でコンサートです。先月は色々と重なってしまい、開催できませんでしたから、二ヶ月ぶりとなります。この間に東京で満開の桜を見たかと思ったら、函館空港で降雪の歓迎を受け、また京都に帰って来たら、私の住む八幡市は花見客が駅に押し寄せていると言う、大賑わいでした。
 さて今月は「春来 Spring」というタイトルで、春に関連した曲や、春らしい曲を集めてお聴き頂くのですが、その中のひとつが、メンデルスゾーン Felx Mendelssohn の《春の歌 Op.62-6》です。これは以前にプレゼント編曲としたことがあるものですが、演奏はかなり難しい曲です(・・・曲は陽気な雰囲気ですが)。メンデルスゾーンのピアノのための《無言歌集》に含まれる曲ですが、この曲集にはタレガの編曲で有名な《ベニスの舟歌 Op.19b-6》が含まれています。今回はこの曲を編曲してみました。タレガの編曲はギター的だと思いますが、音域的に犠牲にするところも多々あります。私は違う調で編曲しています。ご希望の方はチケットご予約の際に「プレゼント編曲希望」と書いてください。

 

 


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