3台カメラ体制で!
(3)これは従来正面用に使っていたもっとも解像度の高いカメラですが、私の左手の細かな動きを見てもらうように、机の上、USBマイクの隣に設置しました。
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- by Shingo Fujii
(3)これは従来正面用に使っていたもっとも解像度の高いカメラですが、私の左手の細かな動きを見てもらうように、机の上、USBマイクの隣に設置しました。
レッスンは相変わらず「オン・ライン ONLINE LESSON」を続けていますが、生の音が伝えにくいこと以外には何の不都合もありません。Skype は基本の機能として「録画」ができますし、Whereby も有料アカウントを登録すれば(それは私だけが有料登録をしたのですが)録画ができます。サードパーティーの録画アプリもあり、それを利用している生徒もいます。
録画のメリットは、レッスンが済んでから繰り返し復習ができることですが、私は生徒の「手・指」の動きを並列して、比較しながらその動きを覚えるために、ビデオを編集して見てもらうようにしています。
(私 | 生徒)
もともとは自分のための練習課題なのですが、それをメモのように書き貯めておいて、生徒のレッスンで必要に応じて浄書し、使っています。生徒によって必要な課題は様々なのですが、テクニックの基礎的な練習は全員に共通のものを練習してもらいます。
そういったものが増えて来て、一体誰に何の課題を与えていたかわからなくなってしまうときがあります。浄書したものだけでも目を通そうと、今日、よく使っている課題だけ(全体の1/3くらい)をプリントアウトしてみたら、あまりにも沢山あって、驚いてしまいました。課題は練習するだけでなく、その練習の意とするところを理解し、また記憶することが大事ですから、先生である私自身がこれらをもっと整理しなければ行けないと痛感しています。そのうち、これを「課題集」として本にしようか、と思っています。
東京でいつも宿泊しているホテルは品川の駅を降りて、高輪口から石榴坂を少しばかり上がるのですが、そののんびりした小さな道の脇には桜の木が幾本も奇麗に並んでいます。今日も東京はポカポカの陽気で、開き始めた桜のつぼみは、今日になって一気に勢いを増したように見えます。ホテルには沢山の外国人客が居て、わざわざアメリカやオーストラリア、中国などから「花見」に来ているのだそうです。
今日は益田正洋さんの演奏会、19世紀ウィーンで活躍した作曲家達の、あるいは当時演奏されたギターを含む室内楽と言う、充実したプログラムでした。星野氏製作のシュタウファーのレプリカで演奏していましたが、数年前に CD で聞いた時より、まろやかな音になっていたように感じました。カル、ディアベリ、マティエカ、の「フルート、ヴィオラ、ギターのためのトリオ」でしたが、有名なマティエカは言うまでもなく、私はディアベリの作品が一番面白く聞く事ができました。すばらしい演奏会でした。
さて、明日は私の公開レッスンとミニコンサート。(詳細はこちらです。)今日、受講生の名前と受講曲のお知らせがありましたので、こちらに転載いたします。つい先日レッスンしたばかりの生徒の名前もあって、ちょっとビックリしたのですが、曲が違いますから、また違った勉強ができる事でしょう。竹間さん(マンドリン)との二重奏も、書き下ろしの曲や二橋さんの新作もありますので、お楽しみに!
13:00〜 佐々木宣博/スコットランド民謡による変奏曲Op.40(F.ソル)
14:00〜 木内智佳/フリア・フロリダ(A.バリオス)
15:00〜 石丸 陸/ハンガリー幻想曲(J.K.メルツ)
16:00〜 ミニ・コンサート(詳細はこちらです)
早速今日は今年の初レッスン!
生徒が「やる気満々」だというのは、嬉しいものです。
色々おしゃべりをして、ソルの練習曲を。そして嬉しいことに、昨年1月のコンサートシリーズ《1851》でプレゼントした編曲譜でもある私の編曲、「一月一日(上真行)」を練習して持って来てくれました。とても良く練習されていて、今度のコンサート(1月25日)でも弾く曲なものですし、また「はじまりの音楽」に収録した二重奏版もやってみたり・・・、ついついレッスンが長引いてしまいました。
生徒が積極的に新しい曲に挑戦してくれるのは本当に嬉しいことです。
嬉しい、初レッスンでした!
昨日は、ウィーンに留学している会所幹也君のことを書きましたが、実はもう一人留学している生徒がいて、時期も丁度会所君と同じ頃で、ドイツのデトモルト音楽院に行った渡部友美(わたなべともみ)という生徒が、やはり昨年末一時帰国して顔を見せてくれていました。デトモルトではギター二重奏の Amadeus Duo のメンバー、Dale Kavaner が教えていますが夫君の Thomas ともども私の知人なので、女性の先生を紹介したと言う次第です。Dale はソリストとしての活動は二重奏ほど活発に行っていませんが、自作の曲も演奏したり、とても達者な演奏者ですし、夫にはなかなか気の強い反面、我々友人にはとても優しい人なので、友美が勉強するにはここが最適(?)と選んだわけです。会所君も渡部さんも、ドイツ語の試験で少し苦労したようですが、無事に学校に入学出来、二人とも環境に満足しているので、あとは健康に気をつけて、思う存分勉強して欲しいと思っています。
渡部さんは立命館大学の学生時代から私のところへレッスンに通っていました。一見のんびりした性格でありながら、発表会や演奏会では素晴らしいがんばりを見せ、とても根性のある女性です。また、とても優しく、人との協調性や、和を保つことも生まれながらに身につけていて、会所君同様これからが楽しみです。去年は生徒が二人もいっぺんに留学したので、私はちょっと寂しい気分でもありますが、こうして一時帰国でも真っ先に顔を見せてくれ(写真は昨年末のもの)、元気で、そして充実した留学生活を送っていることは、先生としてはとても嬉しく、幸せなことです。
3. 藤井眞吾コンサートシリーズ
3月30日[土]
《春への憧れ Sehnsucht nach dem Frühling》
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