教えることについて・・・

 あっという間に8月になってしまいました。
 7月23日にアートステージでのコンサート「藤井眞吾コンサートシリーズ 第112回《なみだ Lagrima》」を終えて(留学中の会所君が聞きに来てくれて・・・、会所君有り難う! 9月のコンサート頑張ってください!)、翌日は午前中の新幹線で東京へ。ここ数年、東京へ立ち寄れる時には個人レッスンをやっていますが、だいたい毎回十数人のレッスンを三日間でやります。最近は一日に五人教えるのがしんどくなって来ました。若い人やプロを目指している人、そしてすでにプロの人や、プロではないけれども情熱のある人達を教えて、時間を一緒に過ごすのはとても魅力的で楽しいことなのですが・・・、ちょっと年齢的に体力も落ちて来たのかもしれません。
 下の写真は滞在したホテルからの夜の眺め。一日が終って、ホテルの部屋に帰って、この眺めを見るとホッとします。

 

 

 

night

 

 

 今回も三日間のレッスンだったのですが、初日は一コマが空いたので、希望者のみで「基礎練習講座」をやりました。普段のレッスンではどんな人にも、主にテクニックの為の基礎練習を教えるのですが、今回はそれらの中でも特に基本的で重要なことをまとめて、約2時間。
 三日目は特にハードな一日でしたが、終了後は生徒達と夕食へ。・・・と言っても、会場の近くには食事をする場所の選択肢があまり無くて、Outback のステーキか、シンガポール料理屋さん。結局いつものステーキ屋さんでした。でも今回はちょっといつもと内容を変えて、トマホークのでかいステーキとラム肉、合計1.2Kg を皆で分け合うという、超迫力の食事でした。
 東京でのレッスンを終えてからは羽田から函館へ、母の顔を見に、そして函館で働く娘に会いに行って、京都に帰還しました。その翌日は早速自宅で二人の生徒をレッスン。ちょっと、疲れました。

 

 

steak

 

 ところで、(いつの頃からか・・・)基礎練習とか練習課題を可能な限り楽譜にして生徒に渡すようにして来ましたが、最近ははたしてそれが良いのかどうか、悩んでいます。最初は生徒のためと言うよりは、自分のために・・・、「自分が一体どんな練習の仕方をしているのか客観的に反省する為に」楽譜に書き出していたのですが、結果的にそれをレッスンでも使うようになり、楽譜を生徒に渡すようになりました(下の写真)。最近は生徒の練習のために、積極的に、練習課題を十分に整理して、わかりやすく、また練習がしやすいようにまとめて、楽譜として渡すようにしているのですが・・・、どうもあまり生徒が楽譜を受け取ってから練習していないのではないかと・・・。
 生徒のほとんどは受け取った楽譜をクリア・ファイルなどに整理して大事にしているのですが、中にはライブラリーが溜まって安心しているように見受けられる人も居て、やっぱり練習してもらわないと意味が無いのですが、それがなかなかうまくいきません。そこで今回の東京のレッスン、初日に行った「基礎練習講座」では「テキストなし!」でやりました。結局こういう基礎練習と言うのは、練習の目的や、その練習がどのように出来上がっているかを理解していなければ、闇雲にやっても意味が無い訳で、ということはほとんど「暗譜」したような、頭の中にどんな練習をするのかが入っている筈なのですが、楽譜として渡してしまうと、安心してしまって、猛練習したような錯覚に陥る人がいるようです。はてさて、今回の「テキストなし!」の効果はどうだったのか・・・。

 

 

kiso

 

 

 ・・・と言いつつ、今日楽譜を作って受講生に pdf で送ってしまいましたが・・・。これは先生の私に問題があるのでしょうかね?

練習課題

kadai


 もともとは自分のための練習課題なのですが、それをメモのように書き貯めておいて、生徒のレッスンで必要に応じて浄書し、使っています。生徒によって必要な課題は様々なのですが、テクニックの基礎的な練習は全員に共通のものを練習してもらいます。

 そういったものが増えて来て、一体誰に何の課題を与えていたかわからなくなってしまうときがあります。浄書したものだけでも目を通そうと、今日、よく使っている課題だけ(全体の1/3くらい)をプリントアウトしてみたら、あまりにも沢山あって、驚いてしまいました。課題は練習するだけでなく、その練習の意とするところを理解し、また記憶することが大事ですから、先生である私自身がこれらをもっと整理しなければ行けないと痛感しています。そのうち、これを「課題集」として本にしようか、と思っています。




明日の受講生

 

 東京でいつも宿泊しているホテルは品川の駅を降りて、高輪口から石榴坂を少しばかり上がるのですが、そののんびりした小さな道の脇には桜の木が幾本も奇麗に並んでいます。今日も東京はポカポカの陽気で、開き始めた桜のつぼみは、今日になって一気に勢いを増したように見えます。ホテルには沢山の外国人客が居て、わざわざアメリカやオーストラリア、中国などから「花見」に来ているのだそうです。

 今日は益田正洋さんの演奏会、19世紀ウィーンで活躍した作曲家達の、あるいは当時演奏されたギターを含む室内楽と言う、充実したプログラムでした。星野氏製作のシュタウファーのレプリカで演奏していましたが、数年前に CD で聞いた時より、まろやかな音になっていたように感じました。カル、ディアベリ、マティエカ、の「フルート、ヴィオラ、ギターのためのトリオ」でしたが、有名なマティエカは言うまでもなく、私はディアベリの作品が一番面白く聞く事ができました。すばらしい演奏会でした。

 さて、明日は私の公開レッスンとミニコンサート。(詳細はこちらです。)今日、受講生の名前と受講曲のお知らせがありましたので、こちらに転載いたします。つい先日レッスンしたばかりの生徒の名前もあって、ちょっとビックリしたのですが、曲が違いますから、また違った勉強ができる事でしょう。竹間さん(マンドリン)との二重奏も、書き下ろしの曲や二橋さんの新作もありますので、お楽しみに!


13:00〜 佐々木宣博/スコットランド民謡による変奏曲Op.40(F.ソル)
14:00〜 木内智佳/フリア・フロリダ(A.バリオス)
15:00〜 石丸 陸/ハンガリー幻想曲(J.K.メルツ)

16:00〜 ミニ・コンサート詳細はこちらです



 


嬉しい、初レッスン


 早速今日は今年の初レッスン!

 生徒が「やる気満々」だというのは、嬉しいものです。

 色々おしゃべりをして、ソルの練習曲を。そして嬉しいことに、昨年1月のコンサートシリーズ《1851》でプレゼントした編曲譜でもある私の編曲、「一月一日(上真行)」を練習して持って来てくれました。とても良く練習されていて、今度のコンサート(1月25日)でも弾く曲なものですし、またはじまりの音楽に収録した二重奏版もやってみたり・・・、ついついレッスンが長引いてしまいました。

 生徒が積極的に新しい曲に挑戦してくれるのは本当に嬉しいことです。

 嬉しい、初レッスンでした!



スペイン土産

Dulce

 昨年の暮れに結婚した、生徒の M 君が、新婚旅行にとスペインへ行っていたそうです。バルセロナ、バレンシア、グラナダ、マドリッドと廻って来たそうですが、海外旅行が初めての M 君にはとても楽しい旅行だったようです。今日レッスンに来たとき、お土産を持って来てくれました。懐かしい、スペインの味がします。ありがとう!



渡部友美さんのこと

Tomomi

 昨日は、ウィーンに留学している会所幹也君のことを書きましたが、実はもう一人留学している生徒がいて、時期も丁度会所君と同じ頃で、ドイツのデトモルト音楽院に行った渡部友美(わたなべともみ)という生徒が、やはり昨年末一時帰国して顔を見せてくれていました。デトモルトではギター二重奏の Amadeus Duo のメンバー、Dale Kavaner が教えていますが夫君の Thomas ともども私の知人なので、女性の先生を紹介したと言う次第です。Dale はソリストとしての活動は二重奏ほど活発に行っていませんが、自作の曲も演奏したり、とても達者な演奏者ですし、夫にはなかなか気の強い反面、我々友人にはとても優しい人なので、友美が勉強するにはここが最適(?)と選んだわけです。会所君も渡部さんも、ドイツ語の試験で少し苦労したようですが、無事に学校に入学出来、二人とも環境に満足しているので、あとは健康に気をつけて、思う存分勉強して欲しいと思っています。
 渡部さんは立命館大学の学生時代から私のところへレッスンに通っていました。一見のんびりした性格でありながら、発表会や演奏会では素晴らしいがんばりを見せ、とても根性のある女性です。また、とても優しく、人との協調性や、和を保つことも生まれながらに身につけていて、会所君同様これからが楽しみです。去年は生徒が二人もいっぺんに留学したので、私はちょっと寂しい気分でもありますが、こうして一時帰国でも真っ先に顔を見せてくれ(写真は昨年末のもの)、元気で、そして充実した留学生活を送っていることは、先生としてはとても嬉しく、幸せなことです。



なついてしまう〜、マメ

mame


 自宅でのレッスンも残すところあとわずかなのですが、半年ほど前から「二重奏でのレッスン」も行っていて、現在二組の二重奏をレッスンしています。といっても、二重奏だけのレッスンを受けに来ているわけではなく、彼ら(四名)はもともと個人レッスンで定期的に通っている人達で、月何回か来る(2〜3回)レッスンのうち一回を選んだ友達との「二重奏でのレッスン」としているわけです。これは生徒達とお茶を飲みながら話をしている時に、何気なく「独奏だけではなくアンサンブル・・・、先ずは最もシンプルな二重奏をやるだけでも、今までと違う角度からの勉強ができるんだけどな・・・!」と提案をしてみたら、すぐに「ハイ! 先生、やりたいです!」と手を挙げる者が二人、そしていつの間にか更に二人がコンビを組んで(・・・て、漫才じゃないんだけど)、月に一回二重奏でのレッスンをしていますが、とても楽しいです。独奏とは違った角度での、音楽へのアプローチが教えられるので、私としても楽しいです。  さて今日はそのうちの一組「M&M」さんの二重奏レッスンでしたが、我が家の「マメ」はこの「M君(両方)」が大好きで、レッスンが始まる前に早速膝に上がって、こんなに甘えています。・・・ああ、そうかこちらのM君は新婚さんだから、甘えてるんだな〜?




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