Tansman の「ショパン讃歌」

 ポーランド出身の作曲家、アレクサンドル・タンスマン(Alexandre Tansman ; 1897 - 1986)にギターのための「ショパン讃歌 Hommage à Chopin」と言う曲があるのですが、私にとっては長い間、不可解な点が沢山ある曲でしたが、このたび F.ジガンテ氏の校訂による研究が出版され、昔年の疑念がやっと晴れそうです。

 

 

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 先日 FB でジガンテ氏自身が出版の告知をしていたので、早速注文したのでしたが(この状勢で、時間がかかるだろうと思っていましたが)意外に早く届きました。ヨーロッパとアメリカでは郵便の事情がだいぶ違うようです。

 

 

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 長らくの疑念と言うのは、既に出版されていた MaxEschig の版では、タンスマンがギターの弾けない作曲家である事は解っていても、それにしてもあまりにも不自然な書法、調性で、特に第2曲「ノクターン」や第3曲「ロマンティックなワルツ」などは、ギターで弾く気すら起きない・・・。私はこれは校訂者であるセゴビアが、タンスマンの書いた物を「二度上げて移調した」のではないかと疑っていましたが(事実私は、そのようにして弾いていました)、その推測は当たっていました。
 1999年に現代ギター社から、臨時増刊で「タンスマンとギター」が発刊され、その中で私はこの曲に関しての演奏解説を依頼され、書いたのですが、大変困った事を記憶しています。

 

 

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 ジガンテ氏の研究は詳細で、今興奮が止まりません。土曜日の演奏会《寄せる思い Longing》が終わったら早速勉強に取り掛かろうと思います!

 

 


三つの断章(3 Fragmentos)

 2018年に滋賀県の「さきら小ホール」で行われた奥野隆さんと行ったコンサートです。私が2009年に作曲したギター二重奏のための「三つの断章3 Fragmentos)」という曲です。

 

 第1曲 Allegro con moto(動きのあるアレグロ)
 第2曲 Andante con calma(静寂のアンダンテ)
 第3曲 Allegro con fuerza(力強いアレグロ)

 

 

 それぞれ違った楽想を書き留め、短く、二重奏のための練習曲のように書いた曲です(未出版)。

 

 

 

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ラグリマ(F.タレガ)

 以前にも公開した演奏なのですが、おしゃべりの部分をカットして、演奏のみに編集し直しました。有名な曲ですが、スペインの作曲家、F.タレガの「ラグリマ」、「涙」という意味です。お聞きください。

 

 

 

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この道(山田耕筰)

 同じく、今年2月の函館でのリサイタルの演奏をお聞きください。アンコールで演奏した「この道(山田耕筰/藤井眞吾 編)」です。

 

 


前奏曲 第4番(H.V-ロボス)

 YouTube に公開しているビデオを、少し整理しようと思っています。以前は実際の演奏会の動画の方が良いと思い込んでいたのですが、実際の演奏会ではビデオをうまく撮れないことが多く(演奏に傷があるということもあるのですが、雑音が入ったり、カメラのアングルが悪かっり、音質が悪かったり ... etc.)なかなかうまくいきません。
 コロナで外出自粛している間に、七日間「毎日の練習 Daily Practice」を撮ってみたら、iMovie の操作がだいぶ上達したので、すでに公開していたものも作り直したいという気持ちになってきました。
 というわけで、「前奏曲 N.4(H.V-ロボス)」は今年2月に函館でやったリサイタルのものをアップし、以前のものは削除しました(せっかく「いいね」を押してくださった皆様、すみません!)。函館のリサイタルは、動画とは別に、ちゃんとしたマイクで音声だけ録音したデータをいただいていましたので、それを聞き返してみたら、やっぱりそちらの方が音質が良かったので、映像の音声はCUTして、音は別撮りマイクのデータを使いました(・・・という操作もできるようになったのです!)。

 

 

 

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素晴らしい演奏!

 ギタリストの新野英之さんが、YouTube でその素晴らしい演奏を公開してくれました。曲目は三曲ともに私の編曲です。ぜひお聞きください!

 

 

 

 

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ジュリアーニの小品 - 1

 大曲、しかも難曲で技巧的な作品がよく知られるイタリアの作曲家、M.ジュリアーニ(1781 - 1829)ですが、多くの作品を残しており、実は小品にも美しいものが多々あります。そう言った小品の中からいくつかご紹介してまいりたいと思っています。
 作品73の「十のバガテル」から第4番 Andantino はスコットランド民謡のような曲で、素朴な旋律が印象的です。
 作品100「24の練習曲」は興味深い副題「カデンツァ、カプリース、ロンド、そしてプレリュード」が加えられており、いずれも完結ながら様々なスタイルの小品です。今回は第13番の「Affetuoso 慈しみをもって」、情熱的な曲です。
 楽器は Johann Bucher (1792-1856 / Wien)。

 

 

 

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月光

 この曲は「月光」という愛称で親しまれ、また練習曲としてもよく知られた曲です。F.ソル(1778 - 1839)による「練習曲 作品35-22、ロ短調」ですが、このニックネームは作者によるものではなく、後世の誰かがつけたものです。有名なベートベンのピアノソナタ「月光」に擬えたのでしょう。面白いことに「月光」の呼び名は日本だけではなく、海外のギタリスト達もこの曲を「Moon Light」と呼んでいます。
 当時の楽器、J.Bucher (1792 - 1856)で演奏しました。

 

 

 

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ジュリアーニの「バラ La Rose」

 日本のあちこちでバラが咲き始めました。
 Mauro Giuliani (1781 - 1829)に「私の好きな花選集 Choix de mes fleurs chéries, Op.46」という曲集がありますが、その第9曲目が「バラ La Rose」です。ジュリアーニの時代の楽器、J.ブッヘルを使って演奏してみました。ジュリアーニというと、華やかで技巧的な曲がよく知られ、演奏されますがこの曲のような優しさや、典雅な音楽も彼の本質の一部である事は間違いありません。お聴きください。

 

 

 

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アヴェ・マリア Ave Maria(M.C.テデスコ)

 イタリアはフィレンツェの生まれ、作曲家のテデスコ(Mario Catel-nuove Tedesco/1895 - 1968)はギターのために多くの作品を残しましたが、よく演奏会で取り上げられ、私達が耳にするのはそのごく一部の作品です。この「Ave Maria」はテデスコが晩年(亡くなる前年)に書いた作品ですが、「Appunti」というタイトルのギター教本の第1巻「音程」に含まれる「第11曲 10度音程」の練習曲です。残念なことにこの壮大な企画「Appunti」は志半ばで、作者があの世の人となってしまい、完成されませんでした。

 

 STAY HOME!
 テデスコの祈りとも言える曲、「Ave Maria」をお聞きください。

 

 

 

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