ヴィラ・ロボスの「前奏曲 第1番」

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  • 2024.03.15 Friday
  • 21:55

 これも2006年の函館での演奏会のビデオです。
 H. Villa-Lobos の「前奏曲 第1番」お聞きください。

 

 

 

 

 画質は悪いですが、音がちゃんと入っていて、よかったです。

 

 


15年前の《エアー Air》

 この曲は2007年に作曲しましたが、それ以来色々な国の方達に演奏していただいていることは、本当に嬉しいことです。
 平易な演奏技術でアンサンブルを学ぶこと、そして同時に「アンサンブル」ということにとどまらず、音楽や演奏のエッセンスに到達できるようなヒントを盛り込んで作曲した作品です。
 ですから、どちらかというと初心者や中級者の方たちが、一生懸命に演奏した時の方が素晴らしい演奏になるのかもしれません。
 これは2009年に、私が開催していた京都でのコンサートシリーズに当時まだ大学生であり、そして私の自宅に通いながらギターも勉強していた3人の生徒たちに出演してもらい、「はじまりの音楽」と、この「Air」を演奏した時のものです。15年経って、このビデオを初めて見直してみると、生徒たちがとってもいい演奏をしていてくれて、私自身感動すら覚えました。是非お聞きください。

 

 

 

 

 これは本番前の様子・・・

 

 

01

 

 

 演奏の時は真剣な表情・・・

 

 

04

 

 

 演奏会が終わって、ほっと一息・・・

 

 

02

 

 

 本当によく飲む生徒たちでした・・・
(写真左から、渡部友美、佐藤有華、岡村徹)

 

 

03

 

 

 渡部友美さんは立命館大学の学生、佐藤有華さんと岡村徹君は京都大学の学生でした。彼らとの日々は本当に楽しい時間でした。

 

 


ヘンツェのノクターン

 これはかなりいい音質で録音できていたので、すでにアップしていたものと差し替えた動画です。

 この曲は初心者が必ずと言っていいほど勉強する曲ではないでしょうか? 作者の「カール・ヘンツェ Carl Henze (1872 - 1946)」はベルリン生まれのギタリストで作曲家ですが、主に教育用の作品、教則本の執筆などで大きな功績を残しました。

 

 

 

 

 「ヘンツェ」と言えば、ドイツの現代作曲家「ハンス・ウェルナー・ヘンツェ Hans Werner Henze (1926 - 2012)」が有名で、非ターの作品も残していますが、別人ですので間違わないように!
 毎月開催している「アートステージ567」の雰囲気が伝わる動画だと思います。

 

 


「魔笛」の主題による変奏曲(F.ソル)

 これも2006年の同じコンサートの動画なので、画質は相当悪いですが、音はちゃんと入っていますので、よろしければご覧ください。
 曲はソルの代表作とも言える「モーツァルトの“魔笛”の主題による序奏と変奏曲、作品9 Introduction and Variations on a Theme by Mozart, Op.9」です。

 

 

 

 

 非常に華やかな変奏が続きます。

 

 


YouTubeビデオ「今月のベスト10」

 YouTubeに公開しているビデオの「今月のベスト10」をアップしました(=2月のベスト10)。

 ページを開いたら、上のメニューの「今月のベスト10」タブをクリックしてください。

 

 

 

 

 

 

 


禁じられた遊び

 「禁じられた遊び」という通称ですが、これはこの曲がテーマ音楽として採用された映画「禁じられた遊び Jeux interdits 」に由来するものです。まだ若かったスペインのギタリスト、ナルシソ・イエペスが音楽を担当しましたが、この曲はもともとスペインのギタリストアントニオ・ルビラ Antonio Rubira の作曲した「練習曲 ホ短調」で、イエペス氏はこの原曲のアルペジオの音形をちょっと変更しただけでした。

 

 

 

 

 「愛のロマンス Romance de amor」と呼ばれたり、昔の音楽の教科書などには「スペイン民謡」などとされていたものですが、全くいい加減な話です。
 私は演奏会ではこの曲は滅多に弾きませんが、随分前のビデオを整理していたらこの2006年の函館での演奏会でアンコールとして演奏していたので、YouTube に公開してみました。画質は相当悪いのですが、音は結構しっかりと入っていたので、ぜひお聞きください。

 

 


O.ギリア氏逝く

 3月3日、イタリアの巨匠、オスカー・ギリア氏が逝去されました。
 数多くのギタリストを育てたギリア氏です、私は直接教えを受けたことはありませんが、国内外のフェスティバルで何度かご一緒しました。また私が学生のころ習っていた岡本一郎先生が、ギリア氏と友人で、レッスンの中で色々とギリア氏の指導の仕方などをお話されていて、私にとってはある種伝説の存在でもありました。

 

 

 

 

 写真は2015年に韓国で開催されたギターフェスティヴァルでの一枚です。中央にギリア氏とご婦人のエレーナ、そして向かって左が福田進一さんです。この時はマエストロはまだお元気で、一緒にコンクールの審査員をしたり、たくさんのレッスンもされていたはずですし、なんといっても一晩リサイタルで演奏もされていました。
 心よりご冥福をお祈りいたします。

 

 


さあ、3月です!

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  • 2024.03.01 Friday
  • 11:56

 

 

 さあ、3月になりました!
 今月の「藤井眞吾 コンサートシリーズ」は「3月30日 [土]」に開催します。タイトルはモーツァルトの歌曲から《春への憧れSehnsucht nach dem Frühling》です。今月の末には、京都はもう桜満開になっていると思います。みんなで春の到来を喜びたいと思います。

 

 

 *コンサートの詳細及び、ご予約は下のチラシをクリックしてご覧ください。

 

 

note

悲しみのマハ(La Maja Dolorosa No.2)

 スペインの作曲家、E.グラナドスによる歌曲集「トナディーリャ TONADILLA」から、「悲しみのマハ La Maja Dolorosa」第2番をお聞きください。8年前の「藤井眞吾コンサートシリーズ」での演奏です。

 

 

 

 

 また、いつか演奏したいと思っています。

 

 


ダイジェスト動画

 先日のコンサート、《春の海 Spring Sea》の演奏をダイジェストに、何と「9分」にまとめました。ぜひご覧ください。

 

 

 

 

 さて、次回は「3月30日」の開催、きっとその頃京都は桜は満開のことでしょう。

 

 


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